2017年9月8日金曜日

マジ、ヤバくね?


ディズニーのアニメで『101匹わんちゃん』って、あるじゃん?
・・・101匹って、多くね?
新川です。どうも。

ふと思ったんだけど、この「○○じゃね?」っていう口語表現、意外と息が長いですよね(笑)。響きのチャラさからして、もうとっくに死語になっててもおかしくなさそうなのに。まだしぶとく使われてますよね。
記憶を辿ってみると・・・定かではないですけど、ぼくが専門学校にいた19~20歳くらいのころには、もう使ってた・・・ような気がします。「いいんじゃね?」とか「マジ、ヤバくね?」とか。ってことは、もう20年!あり得なくね?(笑)。
それこそ、80年代に流行った「ナウい」とか、イケてないやつを指す「イモ」なんていう言葉(笑)は、ちゃんと10年以内に絶滅しましたよね。90年代の女子高生言葉もまた然り(「チョベリバ」だの「チョベリグ」だの)。
・・・そういえば、昔『金八先生』の第2シリーズ(加藤優が出てくるあの名シリーズね)の再放送テレビで見てたら、劇中「グッとナウいじゃん」っていうセリフが出てきて(笑)大笑いしましたからね。「じ、時代~」って感じで(笑)。
でも、「マジ、ヤバくね?」も「グッとナウいじゃん」も響きはあんまり変わんないんですよね(笑)。等しくスタンダードにはなりそうもない、あくまで束の間時代を彩ったに過ぎない口語表現らしい言葉だと思うんです。
にも関わらず「マジ、ヤバくね?」は、既に20年も生きながらえている!この息の長さはなんなんでしょうか(笑)。

やっぱり21世紀に入って、文化全体にかつてのような著しい変化があまり見られなくなったってことと関係があるんですかね。10年前も今も世の中の感じってほとんど変わりないじゃないですか。だから「若者言葉」のような一時の口語表現も、使用期限が延びている・・・「マジ、ヤバくね?」も、スタンダード化したんじゃなくて(そんなわけない)、単にそれにとって代わる新しい口語表現が生まれないから、廃れる理由がないのかもしれません。
そう考えると、なんだかヤですね(笑)。なんか煮詰まってる感じがして。だから若者たちよ、新しいチャラい言葉をもっと生み出すが良い。

それではまた。