2017年12月22日金曜日

クリスマス・イブ。


「クリスマス・イブ」の歌詞って、結局「君」は来ないんだっけ?
新川です。どうも。

言わずと知れた山下達郎さんの名曲「クリスマス・イブ」。
この時期になると必ず耳にする有名な曲ですが、それだけにフルでじっくり聴いてみたことって、実はあんまりないんですよね(笑)。
歌詞も、「雨は夜更け過ぎに・・・」「きっと君は来ない・・・」というフレーズは耳タコなのに、そのあとの展開が思い出せない(笑)。

というわけで、改めて「クリスマス・イブ」をじっくり聴いてみました。
意外とシンプルな構成の歌だったんですね。歌詞も短いし。件の「君」が来たのか来なかったのかは、わかりませんでした(笑)。「君」を待つ語り手の心情のみを切り取った歌だったので。
でも、この様子じゃどうやら来なかったっぽいよ(笑)。この曲がテーマソングに使われたかつてのJRのCM(このCMが好評だったおかげで「クリスマス・イブ」は冬のスタンダードになりました)では、待ち焦がれた恋人との再会というロマンティックなシーンが描かれていたので、その印象でいちおうハッピーな歌なんだと思ってましたが・・・歌詞の締めくくりは、おそらく「君」は来なかったことをうかがわせる切ないものでした(そこがいいですけどね)。

だいいち「きっと君は来ない」って言ってんだもんね。じゃ、来ねーよ(笑)。
加えて「必ず今夜なら言えそうな気がした」秘めた想いも「叶えられそうもない」なんてダメ押しみたいに言うんですから、状況はことのほか絶望的です(笑)。
想像するに、たぶん語り手はこのあと赤ちょうちんで飲んだくれたんではないでしょうか(「なぁ~にがホーリーナイトだ、ゔぁ~か!」)。ツマミはあぶったイカでいいでしょう。メリー・クリスマス。

それではまた。