2018年2月23日金曜日

突然の贈りもの。


ニューアルバムの制作に着手してから、もう2年以上経っていることに気づいてしまいました(笑)。我ながら呆れています。
新川です。どうも。

しかも未だに終わりが見えない。終わる気がしねぇ(笑)。当然リリースのメドもまだ立っておりません。
だからねぇ、「楽しみに待ってます」というあたたかいメッセージをくださる方もいらっしゃいますが・・・待たなくていいです、もう(笑)。待ってるとくたびれちゃいますから。忘れたほうがいいかもしれません。ぼくのことなんか忘れて、もっといいひとを見つけてください(笑)。
いや、曲作りは、ここのところ実は順調なんですよ。順調に曲数は増えてるんですけど、同じくらい順調にボツにしてもいるので(笑)。3歩進んで3歩下がってる感じで、結果同じ場所にいるという(しばしば3歩進んで5歩くらい下がるから、むしろ後退してたりなんかして)。いったいいつまでこんなことをやってるんだか・・・。

そんな中、ふと、敬愛するプリファブ・スプラウトの(我が心の師)パディ・マクアルーンのことを思い出しまして。
もしかしたら、今のパディのミュージシャン・ライフもこんな感じなのかもしれないなぁ、なんて。おこがましいけど。
とくにリリースのあてもなく、ライブもやらず、郊外の町に引っ込んで、ただひたすら曲を書き続ける日々・・・ファンの方はご存知の通り、プリファブ・スプラウトは90年代以降、めったにシーンに顔を出さない存在になってしまいましたが、希代の天才ソングライターのパディは「沈黙」期間中にも、実は精力的に曲を書き続けているという話なんですよね。パディ曰く「一生かかってもレコーディングしきれない」ほどの曲のストックとアルバムのアイデアがいっぱいあるんだとか。
ただ、それらをリリースすることには精力的じゃないみたい(笑)。まぁ、ビジネスシーンに疲れちゃった過去のことや、視覚と聴覚の難病を得てしまったことなんかもあって、なかなか自分から積極的には動けないようですね。

そんなわけで、今やプリファブの新曲リリースは、忘れたころに届けられる「突然の贈りもの」、たまのサプライズのようにファンを喜ばせるものになりましたが、この感じはいいなと。ぼくもこの路線で行こうかと(笑)。
じゃあ、昨年YouTubeで、まさにサプライズの如く突然発表されたプリファブ・スプラウトの新曲「アメリカ」を聴いてみましょうか。やっぱり、いいですよ。


それではまた。