2018年4月13日金曜日

80年代の喫茶店。


ふと、「忍法リチャード・クレイダーマン」というデタラメな言葉を思いついたんですが(笑)、わりと気に入ってます。どういう術なんでしょうか。
新川です。どうも。

リチャード・クレイダーマンて、みなさんご存知ですかね。有名なイージー・リスニングの作曲家ですけど・・・ちょっと聴いてみましょうか。たぶんこの曲が一番よく知られてるはずです。「渚のアデリーヌ」(邦題)。どうぞ。


「あー、はいはい」と思われた方、多いんじゃないでしょうか。きっといろんな場所でBGMとして耳にした記憶があるかと思います。
ぼくが思い出すのは、子供のころ親に連れられて入った喫茶店。80年代の喫茶店ですよね。広くてタバコが吸えて、メニューにチョコレートパフェやクリームソーダがあるような店。もしくはホテルのラウンジ。それからデパートの最上階の「展望レストラン」。リチャード・クレイダーマンを聴くと、そんな場所を思い出します。

で、「忍法リチャード・クレイダーマン」ですが(笑)。そのことを踏まえて、いったいどんな術なのか、するだけ無駄の想像をしてみると(笑)・・・うーん、そうですね、たとえばシチュエーションはこうです。
忍者が一人、お城に忍び込むんですが、見つかってしまい、刀を持ったお侍たちに追いつめられます。お城の庭かなんかに。万事休す!です。そこで忍者は、サッと指で九字を切ると「エイッ!忍法リチャード・クレイダーマン!」と(笑)唱えます。
すると、どこからともなく「渚のアデリーヌ」の調べが聞こえてきて、あたりは一瞬にして・・・えっと、その、80年代の喫茶店に(笑)。さっきまでお城の庭だった場所が、いきなり80年代の喫茶店になっちゃいます。
お侍たちは大いに戸惑いますが(そりゃそうです)、次第にムードに呑まれていき、全員刀を脇に置いて、それぞれ思い思いにくつろぎのひとときを過ごし始めます。
ぼんやりと宙を見つめたままタバコをふかす者、ブルーマウンテンをすすりながら新聞を読みふける者、小さな息子と幸せそうにチョコレートパフェをシェアする者(息子いつからいたんだ?)。まさに80年代の喫茶店そのままの風景がそこに・・・。
で、まぁ、その隙に逃げるっていう(笑)。そういう術。「忍法リチャード・クレイダーマン」。

あ、でも、ここまで書いて気づいたけど、リチャード・クレイダーマンあんま関係ないですね、これじゃ(笑)。これだったら「忍法80年代の喫茶店」と呼ぶべきですよね。もしくは「忍法ホテルのラウンジ」・・・まぁ、なんだっていいんですけど。どうだっていいんですけど(笑)。

それではまた。