2018年7月27日金曜日

ピンクとグリーン。


熱中症には「めんつゆ」が効く。
って前にどこかで聞いた覚えがあるんだけど。
新川です。どうも。

夏が始まってからというもの、そうめんばかり食べています(「揖保乃糸」を茹でてます)。真面目にそうめんを食べ続ける毎日です。このままいくとそうめんになると思います。ぼくが(笑)。ぼく自体が。
それも悪くないような気もしますけど(笑)、でもそうめんになっちゃったら、もう音楽を作れない(笑)。あとは食べられるしかない(ミュージシャンとそうめんの二足のワラジを両立さしてるやつなんて聞いたことない)。
従って、このままそうめんを食べ続けてそうめんになるのは「得策ではない」と判断して、今日は冷や麦を食べました(笑)。当然「揖保乃糸」です。

冷や麦というと、ピンクとグリーンの麺が二本ずつ混じってるのが常ですけど、あれなんでだか知ってます?いや、ぼくも知らなかったので(笑)、ちょっと調べてみました。
まず、そうめんと冷や麦の違いって「麺の太さ」だけなんですって。薄々感づいてはいましたが、本当にそうだった(笑)。原料も作り方も一緒。そこで製麺会社(件の「揖保乃糸」作ってるとこ)が、「もうちょっとこう、違いわかりやすくしたほうが良くね?」っつって、冷や麦には色のついた麺をフィーチャリングするってアイデアを出して、それが定着したんだそうです。
なぜピンクとグリーンなのか?については定かでないようですが、江戸時代からある「五色そうめん」のうち二色がピンクとグリーンで、それに由来しているというのがどうやら有力な説です。

でも、あの色つき麺の混じった冷や麦のデザインっていいですよね。二本だけってセンスがいい。想像するに「揖保乃糸」社のデザイン部門には佐藤可士和さんみたいな切れ者デザイナーがいて、その彼がスタビリティだのユーザビリティだの諸々熟慮した結果、あのデザインを思いついたんじゃないでしょうか。「定番」を生み出した無名の作り手っているもんですよね。

それではまた。