2018年8月17日金曜日

夢も希望もない。


今日は涼しい風が吹いてて気持ちいいですね。海の向こうではアレサ・フランクリンが亡くなったそうだけど・・・。R.I.P.というか、R.E.S.P.E.C.T!!
新川です。どうも。

「大きくなったら何になりたい?」という質問を、誰しも子供のころにされたと思うんですけど、みなさんは何と答えていましたか?
まだ自意識が確立してない幼少期のぼくは、「バスの運転手さん」とか「学者」とかテキトーなことを言って(笑)その場をやり過ごしてました。
少し経って、絵を描くことが好きで得意だという自覚が生まれると、漫画家か画家になるという夢を持ちました。これはけっこう本気でした。
高校生になると「プロのミュージシャン」を志します。こちらはさらに本気でした。
しかし何度も話しましたが、この「夢」もまた二十歳になる前にあっさり諦めることになります。いったい何が本気だったのか(笑)もうわかりません。

ともあれ、その後も時期によって変化はしましたが、「ゆくゆくはこんな暮らしがしたい」という「将来の夢」は、いちおう持ち続けていました。が。
40代に突入した今、いつの間にか「将来の夢」を思い描かなくなっていることに、ふと気がつきまして。
それと同時に、こう、何かを切望するような状況も、もうあんまりないことに気がついて(作品作ってるときは別ですけど)。今、夢も希望もない(笑)。
それってたぶん、今の暮らしに満足してるってことなんですよね。そういう自覚はなかったんですが(笑)。朝、目が覚めたとき「今日一日をどうヨロシク生きるか」。考えてるのはそれだけです。それより先のことはもうわからない。これはいよいよ老境の入り口に立ったってことなのか(笑)なんて。

昨日、久しぶりに旧友のバンド、SPIROのライブに遊びに行って、メンバーの中嶋くん(同い年。15年来の親友)にこの話をしたんです。「ねぇ、ナカジーは今、将来の夢ってある?」と訊いたところ、彼もまた、煎じ詰めて言うと「ない」(笑)。
以前は彼も、もうちょっとこう音楽活動でデカいことにならないかな的な「夢」を持ってたはずなんですけどね。でも、今はもうライブができて、素敵な仲間に囲まれてビール飲めればそれでいいみたい(笑)。まぁ、サイコーだけどね。
個人的には、SPIROには今のメンバーでアルバム出してほしいんですけど・・・ってそれ言ったら「オマエもさっさと出せ」という話ですね。うーん(笑)。

それではまた。