「早く終わんないかなぁ」って思ってる時間って、長いですよねぇ。
・・・長かったです、今年の夏は。
新川です。どうも。
暑さが天敵の夏嫌いには、なんかもう罰ゲームみたいな2ヶ月でした（笑）。
まぁ、まだ残暑は引きずるんでしょうけど・・・とっとと涼しくなってほしい。
実際「災害レベル」と言われるほど猛暑日があれだけ続いたにも関わらず、それでも「夏大好き」とか言ってるヤツの気が知れません（笑）。・・・でも、夏が好きなひとって、やっぱり圧倒的多数派なんですよねぇ（あらゆる局面で少数派に属するぼくは、そこもちゃんとはずしません）。
いや、わかりますよ？1年で一番明るくって開放的な季節ですし。夏の風物詩も情緒あふれるものが多いですし。暑くなければ、ぼくも夏は好きですよ（笑）。
以前にも書いたような気がしますけど、夏好き多数派のもうひとつの原因は、「夏休みの記憶」だとぼくは思っています。
子供のころの楽しかった思い出に、「夏休み」を挙げるひとはきっとたくさんいるでしょう。なんたって丸1ヶ月学校が休みになるんですからね。ぼくにとっても1年で最大のイベントでしたよ。しかもその間遊んで暮らしてた（笑）っていう。
そんな夢みたいな記憶が・・・いわば、こう「逆トラウマ」になって（笑）、多くのひとが、夏という季節に特別ポジティブな感情を掻き立てられるんじゃないかと。
だから、もし「夏休み」というものを一度も経験したことがなかったとしたら、どうなってたかわかりませんよ？
想像してみてください。8月の一番暑い時期に毎朝汗だくになりながら登校して、ヘロヘロになりながら授業受けて・・・何のことはない、普段の学校生活にただ暑さが加わっただけ（笑）。そしたらみんな、そんなに夏がいいもんだとは思えなくなってたんじゃないかな。どうかな。
実際、エアコンも扇風機もなかった時代のひとにとっては、夏って冬と同じくらい厳しい季節だったはずですよ。
平安時代の貴族なんかどうしてたんですかね？あんな長い髪して着物何枚も着て顔に白粉塗りたくって、30度超えの日とかさ。「死ぬでおじゃる～～」（笑）。
そりゃ「夏は夜」ですよ。「昼はクソ」（笑）。「日中はファック！」みたいなことを清少納言も書いてたかもしんない。
それではまた。