2018年12月14日金曜日

トンデモ野郎。


ここんとこ、映画『007』のシリーズを観直しています。
これ、うっかり1本観ちゃうと止まらなくなるんですよ。
新川です。どうも。

ぼくら世代(アラフォーもしくはアラフィフ)のファンはだいたいそうだと思うけど『007』といえば、やっぱりロジャー・ムーア。
1973年から85年まで、計7作で三代目ジェームズ・ボンドを演じました(残念ながら昨年亡くなってしまいましたが・・・)。
子供のころ、テレビの洋画劇場でよくやってたんです。ムーア版『007』が。だからもう、ボンド=ロジャー・ムーアのイメージが刷り込まれてて。
今観直すと、あのころのボンドってほんとトンデモ野郎なんですよね(笑)。あらゆる意味で超人。なんでもできちゃう。
腕っぷしは立つ。メカに強い。スポーツ万能。会ったばっかりの美女にいきなりキスを迫る。なんなら服を脱がしにかかる(しかも美女がそれを受け入れる!)。そして悩まない(笑)。
現代の映画シーンでは、もう絶滅したと言っていいヒーローですよね。もはや共感するスキもないほど完全無欠というか荒唐無稽な(笑)。絶対こんなヤツいるわけないっていう。
でもそんなヤツがいてくれるっていうところが、かつての映画の大きな魅力だったわけで。そのファンタジーが失われてしまったのは、個人的にはとても残念です。

ところで『007』シリーズといえば、毎回有名アーティストがオリジナルの主題歌を歌ってますが、お気に入りの007ソングを2曲、紹介さしてください。
まず『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981)から、シーナ・イーストンの「For Your Eyes Only」
そして『007 美しき獲物たち』(1985)から、ご存知デュラン・デュランの全米ナンバーワンヒットにもなった「View to a Kill」
YouTubeにアップされていたので、おなじみのオープニング映像とともにお楽しみください(続きはちゃんとお金を払って映画を観てくださいね)。

それではまた。