2019年3月29日金曜日

電車で化粧。


電車の中で(どこにも寄りかからずに)立ったまま化粧している女性を見かけるたびに、「器用なもんだなぁ」と感心してしまいます。
新川です。どうも。

実際どうってことないのかもしれないけど、やったことないもんですから(笑)。
素朴な疑問で、あれってバランス崩してお化粧失敗しちゃうときとかないんですか?
たとえば急に車内が大きく揺れたせいで、口紅をほっぺたにずりーんって引いちゃったりとか。なんなら隣に立ってたおじさんの顔面にずりーん(笑)。松の廊下で切りつけられた吉良上野介みたいになっちゃって。「ぐわぁ」なんつって。
あと、ビューラーを目にブッ刺しちゃったりとか。ルチオ・フルチのホラー映画みたいになっちゃって。「ぐわぁ」(笑)。
・・・まぁ、ないんでしょうね、そんな失敗は(笑)。そこは多年にわたる修練の賜物なんでしょう。プロのギタリストに「どうして目をつむったままソロが弾けるんですか?」と訊くようなものだったかもしれません。

「電車で化粧」で思い出したけど・・・この話、前にもしたかなぁ?「笑顔の練習」をする女の子の話。
ある日の午後、電車の中で、ぼくの斜め向かいに座ってた二十歳くらいの女の子が、エライ入念に化粧のチェックをしてて。こう、あちこち直し入れたりとかして。
で、ようやく納得したのか化粧道具をしまうと今度は、やおら手鏡に向かってニッコリ微笑み始めたんです。そのまま顔の角度変えたり、首傾げたりとか、延々やってるんです。「笑顔の練習」をしてるんですよ(笑)。「それはお前、家で独りでいるときにやれよ」って(笑)。可愛い子だったんですけど、あれにはさすがにちょっと引きました。
きっとデートの待ち合わせに向かうところだったんでしょうねぇ。これから会う素敵な彼氏のことで頭の中がいっぱいで・・・文字通りまわりが見えない状態だったんでしょうねぇ。
あれは春の出来事だったかしら?もう桜が咲き始めていますねぇ。

それではまた。