通勤電車の遅れって、困りますよね。でも、そんなときでも露骨にイラついたりうろたえたりしない大人でありたいと思っています。
新川です。どうも。
昨日の朝、食らったんですけどね。いつも乗ってる電車が、ダイヤの乱れで(人身事故だって。やっぱりこの時期は多いですね・・・)。
もう、足止めを食ったせいで露骨にイラついたりうろたえたりしてるひとたちが駅の構内にあふれ返ってて。すーごいネガティブなエネルギーの磁場がそこに(笑)。
せっかく春らしく晴れた気持ちの良い朝だというのに。こんな怒れる群衆に混じっていつ乗れるかもわからない電車を待つのはカンベンだなと。
で、とりあえず職場に「遅れます」と一報を入れると、さっさとその場を後にして、ちょっと遠回りだったけど別のルートでゆっくり行くことにしました。そっちの電車はガラガラで。余裕で端っこの座席に腰掛けて(笑)。車窓にはおだやかに晴れた街並と桜吹雪。「いいなぁ」と。堂々とのんびり遅刻していく、この感じ(笑)。
こういう時間は好きですね。束の間とはいえ。なんだろう、「本来いるべき場所にいない時間」の特別感なのかな。ピンポイント過ぎて上手く説明できないけど(笑)。
たとえば・・・ほら、小学生のときとかさ、風邪引いて学校休んで家にいるとき、ちょっと特別な時間を過ごしてる感じってあったでしょ。普段なら教室にいるべき時間に、部屋で布団にくるまってマンガ読んでるっていう。「いいのかなぁ」みたいな。しかも外はいい天気で、これまたいつもなら遊びに行くとこだけど、熱があるからそれもできない。
なんだか、今自分は世界のどこにもいないような・・・空白に落ちたような時間。もちろん小学生のときにそんな文学的な発想は出なかったけど(笑)。
その後、そういう時間にもどこか味わいがあるってことを、本や映画や音楽を通じて知って。だから遅刻にも醍醐味があると(笑)。「ああ、もう間に合わない。遅刻だ。でも仕方ない。ゆっくり行こう」って割り切ったとき、スッキリした気持ちとちょっぴりの不安がないまぜになって、結果「それもまた良し」と(笑)。
・・・うーん、やっぱり今日のこの話はあまりに微妙で全然伝わってないかもしれませんね。まぁ、いいや。
・・・うーん、やっぱり今日のこの話はあまりに微妙で全然伝わってないかもしれませんね。まぁ、いいや。
それではまた。