夕食の買い物に出かけた日暮れどき。
近所のちびっこたちが「アンパーンチ」とか言って遊び回っているのを見て、妙に心が和みました。世の中深刻な問題だらけだけど、今この瞬間、少なくともぼくの半径5メートルの世界は平和なのだと、しみじみ。
新川です。どうも。
そこでふと思ったのですが・・・。
「アンパンチ」はご存知アンパンマンの必殺技ですけど、そういえばしょくぱんまんには必殺技ってあるんだっけ?と(どうしてぼくの思考はすぐそういう方向に流れてしまうのでしょう)。
調べてみたところ、しょくぱんまんの必殺技は「しょくパンチ」(笑)だそうです。
見たことないから知らないけど、とりあえず殺傷能力はなさそうですね(笑)。全然痛くなさそう。それ「必殺技」か?って言いたくなる(笑)。
きっとヤマザキのダブルソフトみたいにフンワリしたパンチなんでしょうねぇ。「うわ、やさし!」みたいな。違う意味で衝撃を受けそうです。
あ、だからそこが「しょくパンチ」の威力なんでしょうね。「しょくパンチ」を受けた敵は、そのあまりのやさしさにすっかり戦意を奪われちゃうんでしょう。なんなら「こんなにやさしくされたの初めて」とか言って、ハートまで奪われちゃう♪
しょくぱんまん、ジェントルマンなキャラですからね。やさしさが最大の武器ってわけだ。ニクらしい。
でも、「しょくパンチ」を受けた敵はみんなしょくぱんまんに首ったけになっちゃうとしたら、今度はその敵同士で別の争いが起きそうですね。「しょくぱんまんはアタシのものよ!」なんて言ってさ。それはそれで困りますよね。
女同士のそういうのって、やっぱりほら、けっこうエグかったりするじゃない?泥沼のようなやりとりが延々繰り広げられたりして。ヤだなぁ。
でも、やがて女たちは気づくんです。結局のところ、しょくぱんまんは自分たちの誰一人をも愛してなどいないのだという冷たい事実に・・・「アタシたち、アイツのやさしさに踊らされてただけだったのよ!」。
状況は一変。彼女たちは復讐のために団結し、しょくぱんまんを殺害する計画を企て始めます。まるで市川崑監督の映画『黒い十人の女』(1961)のような展開です。
果たして、しょくぱんまんの運命やいかに?
それではまた。