皮肉にも外出自粛のおかげで、この連休中にニューアルバムのリライトがだいぶ進みました。
新川です。どうも。
今年に入ってから1曲ずつ手を加えてるんですが、どんどん良くなってます。
ただ、やっぱ時間かけ過ぎですけどね(笑)。全体の進捗具合で言うと、今やっと半分越えたくらいで。まぁ、でもマイペースで進めてます。何事もなければこの調子で夏には完成させて、そっからリリースの準備に入ろうかと(それまでにこの騒ぎが収まってくれるといいんですけどね)。
それにしても、一度仕上げた曲を手直しするだけの作業にすでに5ヶ月も費やしてるというのは、我ながらどうかしています(笑)。さらにどうかしてるのは、そんなウンザリするような作業に最近は新鮮な面白さすら感じ始めていることです。いわゆる「だんだん楽しくなってきちゃった」っていう(笑)。
どんな状況であれ、「直し」の作業って普通はヤなものですよね(それが他人に命じられたことであればなおさらね)。少なくともあまり楽しんでやることじゃないでしょう。必要に迫られて仕方なくやる作業ですから。ぼくだってそうです。もちろん仕事として没頭できるとか、達成したときの喜びといった醍醐味もあるけれど、やってる最中の実感としては「楽しい」と思えることなんてほとんどありません。
じゃあ、なぜ今やってるリライトの作業は「楽しい」と思えるのか?
うーん・・・創作におけるぼくのM性がついに覚醒したのかもしれない(笑)。今までもそのケはあったけど、ここへ来てとうとうドMに(笑)。
それか、今まで「小直し」とか「手直し」とか呼んでたチマチマした作業に、「リライト」っていう新しい呼び名を付けたせいかもしれませんね。それによって「アレンジ」や「ミックス」と同じく明確な作業プロセスとして、新鮮な気持ちで向き合えるようになったんだと思います(そう考えると「名前を付ける」って大事ですね)。
だって、毎回1曲聴き返すたびに違和感を覚えたポイントをリストアップするんですけど、そのリストを眺めながらワクワクしてる自分がいるんですよ(笑)。「さぁ、この問題をどうクリアしてやろうか」って考えるのが、今は面白いんです。
・・・やっぱりドMになったってことかな(笑)。
それではまた。