2020年6月12日金曜日

森の住人。


森に行きたいんですけど、どこかいい森、知りませんかね。
新川です。どうも。

ここへ来て、さすがにぼくも「自粛疲れ」が出たみたい。この数ヶ月、職場行くのと買い物以外では、どこにも出かけてませんからねぇ。休みの日はアルバムのリライトばっかやってて。改めて思ったけど、これはこれで心の健康によろしくないですね。やっぱり気分転換は必要。
で、今度の休みは久々にどこかへ出かけようかなと。でもどこへ行く?どこへ行きたい?アレコレ思案してるうちに、とりあえず今のぼくが最も行きたい場所は「森」であるという結論になりました(笑)。
どうも日常の延長線上にあるような場所では気分転換できそうもない。それくらいけっこう煮詰まってますからね。あとマスク姿の人々を目にすることに、ほとほとウンザリしてるっていうのもあって。
そうなると、人のいない砂漠か森っていう二択にならざるを得ない(笑)。で、砂漠はハードル高ぇから、やっぱ森だなと。
鬱蒼とした深い森にひとり分け入って、周囲を樹木と精霊たちの気配に取り囲まれながら、葉のせせらぎや鳥の鳴く声に耳を傾ける・・・いわゆる「森林浴」ってやつですね。これをやりたい。ただ、近場にそんな場所がありそうもない。これってやっぱわりとガッツリした旅行案件ですよね。うーん、どうしよう。

でも、考えてみたらおかしな話ですね。ぼくらだってもともと森に暮らしていたわけで(サルだったころの話だけどね)、そのころのぼくらにとって森はまぎれもない現実であり日常だったはずです。それなのに今じゃ、現実逃避や日常からの気分転換といった目的で、森に行きたいだの森林浴だの言ってるわけです。どんだけひねくれた進化を遂げたんだと(笑)思いますよ。都市生活なんて森の住人たちにしてみたら、それこそ異様というか奇怪そのものでしょう。

ということは・・・また思いつくままテキトーなこと言いますけど(笑)、都市生活の問題を解決するためには、もういっぺんぼくらは森で暮らしてみるのがいいのかもしれない。つまり「森の住人」になってみれば、都市生活の歪みをより明確に、より客観的に捉え直すことができるんじゃないかと。問題解決の最も重要なカギは、やっぱり客観的な視点ですから。都市の問題を都市の住人が都市で議論していても煮詰まるばっかりですよ。
だから東京都議会も今度から森の中で会議やればいい(笑)。山形かどっかの。たまに虫に刺されたりとかしながら(笑)。あんな煮詰まりそうなビルの中でやるよりよっぽどフレッシュなアイデアが出ると思うんだけど、どうかな。

それではまた。