2022年7月1日金曜日

誰に投票しないか。


先週に引き続き、今週も選挙の話題です。

我ながらガラにもない話をしてるなぁ、と思いつつ(笑)。

新川です。どうも。


前回は、政治に疎いぼくが「ハイパー選挙ビギナー」に向けて、選挙に行くべき理由を説明してみるという試みをやりましたが、今回は同様の趣旨で「投票の仕方」をアドバイスしてみようと思います(大丈夫かな)。

以前にも話した通り、ぼくもかつては「選挙に行かないひと」でした。

もともと選挙のムードがキライだったんです。街頭演説や選挙カーはやかましいし、選挙ポスターに写った候補者の顔写真やキャッチフレーズは胡散臭いし・・・。

だからかつてのぼくにとって選挙に出馬するひとたちというのは、ただただうっとうしいだけの存在だったんです。その中から誰か一人を選んで投票するなんて、もうどうすればいいのかわからない難題でした(笑)。

じゃあそんなぼくが、「それでも選挙には行ったほうがいいのだ。投票に行こう」と決意したとき、その難題とどう向き合ったか?


まず町の掲示板に貼り出された候補者のポスターを、腕組みしながらじっくり見てみたんです。この「選挙ポスター」で全てを判断しようと。どうせ詳しい情報を調べたって、むずかしくてよくわかんないから。バカだから(笑)。

で、ポスターを一枚一枚チェックしていって、とりあえず「コイツは絶対ナシ」とか「コイツには投票したくない」と思った候補者を次々除外していったんです。当然情報はかなり限られていますから、中には「顔が気に食わない」という理由で(笑)除外した候補者もいました。

その結果、最後に残った候補者(と、その候補者が所属する政党)に一票を入れたんです。「まぁ、この中だったらコイツが一番マシかな」みたいな。何様だ?って話ですけど(笑)。


つまり「誰に投票するか」ではなく、「誰に投票しないか」というアプローチをしたんですね。でも実はこれ、投票の仕方として全然アリなんです。

たとえば「コイツはゆくゆく暴君と化すに違いない」と思ったら、その人物以外の誰かに投票すればいいんです。そうすればその人物を落選に導くことができますから、それが「暴君の出現」を食い止める手段になるというわけ。

たぶんハイパー選挙ビギナーのみなさんは、あえてそういうネガティブな発想をしたほうが、人選がしやすいんじゃないかな。いきなり「推し」を見つけるのはむずかしいけど、「なんか気に食わねぇなコイツ」っていう候補者はカンタンに選べると思うので(笑)、とりあえずそいつらを全員落選させるつもりで、消去法的に投票相手を決めてみてはいかがでしょうか。


・・・って、なんかすごい乱暴なアドバイスになっちゃった(笑)。

えー、繰り返しますけど、あくまでこれは「ハイパー選挙ビギナー」向けの話です。「ウチらみたいなバカは選挙とか無理だし」と思ってるキッズたちのために、入り口の敷居を低くしたらどうかと思ったんです。そういう意図ですのでヨロシク。


それではまた。