2022年7月15日金曜日

テコ入れ。


ぼくのアルバム制作は、煮詰まってからが勝負です。

新川です。どうも。


・・・まぁ、こんなことを言い出すってことはつまり、今煮詰まってるってことなんですけど(笑)。

ぼくにしてはめずらしく、ここまでわりと順調に作業を進めて来たんですけどねぇ。やっぱりこうなるのか(笑)。でも制作開始からもう1年余り経過してるので、ナチュラルに煮詰まるタイミングなのかもしれません。

ぼくみたいにレコーディングに長~い時間をかけるタイプのアーティストでも、やっぱり作り始めたときのテンションを1年もキープするのは無理ですから。どうしたって勢いは衰えますし、そのぶん当初は気づかなかった欠点や問題点も目につくようになります。

だからこそ、そこからが勝負なんです。熱が引いて冷静になった頭で、改めて作品を見つめ直し、練り直していく。ぼくにとっては、それが何より大事です。このプロセスを経ることで、作品はもっと力強いものになってくれますから。


たとえるなら、付き合い始めて1年目で最初の倦怠期に突入したカップルみたいな状態ですかね、今は(笑)。さすがに当初のラブラブムードはだいぶ冷めて、そのかわりお互いの悪いところがだんだん気になり始める時期ですよ。そのせいで、なんかシラけちゃう場面も増えてきて・・・。

でも、お互いまだ別れる気はないんです。まだ愛はあるの。ただ今はちょっと気持ちが離れがちになってるだけなの。この時期を乗り越えることができれば、二人の愛はもっと深まるはずなの(そうよ、きっと)。

そういうことで言うと、今は二人の関係を再び活性化させる「テコ入れ」が必要なんですよね。たとえば、二人でどこか旅行に行くみたいな。一緒に暮らしてる場合はペットを飼ってみるとか。

あるいは、え~、性生活にちょっとしたアレンジを加えてみるとか。これまでノーマルなやり方しかしてこなかったから、このへんでちょっと変わったプレーを取り入れてみる。「ねぇ、君。試しにぼくを踏んづけてみてくれないか」(笑)。

そしたらエラい盛り上がっちゃってね。「これだ!」みたいな。それにより二人の関係に新たな光がもたらされる・・・めでたし。


だからぼくのアルバム制作にもSMプレー的なものが必要なんですよ、今(笑)。それに相当するものがなんなのかわかりませんけど。うーん。


それではまた。