2023年6月16日金曜日

ナチュラル&オーガニック。


個人的に2000年代ネオソウルが、にわかに再燃中。

新川です。どうも。


まぁ、再燃ってほどでもないんだけど・・・いや、前回の話の流れで「そういえば、2000年代に流行った音楽ってどんなのがあったっけ?」と思って、当時聴いてたものをいろいろ聴き返してみたんですよ。そんな中、ネオソウル系のR&Bが「まだ聴けるなぁ」って感じで、ちょっとグッと来まして(もっともネオソウル自体、クラシックなソウルミュージックへのオマージュでもあるので、そもそも普遍性があるジャンルなんですけどね)。

というわけで今回は、ぼくの好きな2000年代のネオソウル・ナンバーをいくつか紹介しながら、アレコレ話をしてみようと思います。


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> India Arie / “Video” (2001)


ぼくが一人暮らしを始めたころくらいに、この曲がラジオでよくかかってた記憶があります。ベースラインがカッコ良くてね。CD買いましたよ。

こういったサウンドや当時のインディア・アリーのイメージで思い出しましたけど、「ナチュラル」「オーガニック」っていうのが、2000年代カルチャーのキーワードだったような気がします。健康とか環境問題への意識が高まって。それこそオーガニックな食材を使った「スローフード」の「カフェ飯」が女性に人気だったり(笑)。


> Corinne Bailey Rae / “Put Your Records On” (2006)


コリーヌ・ベイリー・レイも、まさしくナチュラル&オーガニック路線で人気になったひとでしたね。ぼくも夢中でした。とにかく可愛くて(笑)。

ああいう可愛らしさを持った女性R&Bシンガーって、それまであんまりいなかったんですよ。だいたいが「気の強そうなエロい姉さん」って感じだったから(笑)。コリーヌは色っぽくはないけど、笑顔と声がチャーミングで、女友達か妹になってほしいタイプだった。史上初の「妹にしたいR&Bシンガー」でしたね(笑)。


> Angie Stone (Duet with Calvin) / “More Than A Woman” (2001)


アンジー・ストーンはもう完全に「姐さん」です(笑)。アネゴです。何しろネオソウルのゴッドファーザー、ディアンジェロの奥さんでもあったひとですから。しかも正式な結婚はしてないんだよね。違ったっけ?子供を儲けたとはいえ。そのエピソードがまた「姐さん」っぽい。そういえばアンジー姐さんは『極道の妻たち』のかたせ梨乃に見えなくもない・・・って、何の話をしてるんでしょうね(笑)。


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ところで最初にも言いましたけど、こういった音楽を今聴いても、ぼくは「古い」とは少しも思わないです。なんならコリーヌの曲に至っては「最近のヒット曲」ぐらいに思ってる始末で(笑)。でも、もう20年くらい前の音楽なんですよねぇ。

今20代の若いひとたちにとっては、幼少期にラジオやテレビから聞こえてきた音楽なわけですよ。だから彼らにとっては、それこそ郷愁を掻き立てるようなノスタルジックな音楽に聞こえるはずだと想像するんですが・・・想像できません(笑)。実際どうなんでしょうね?そこらへんは。


それではまた。