みなさん、CDショップって最近行かれました?
新川です。どうも。
まぁ、おそらく配信で音楽を聴くようになってからはもう足を運んでない、という方が多いんじゃないでしょうか。若い世代なら「行ったことがない」というひともいるでしょうね。
ぼくはというと、やはりCD全盛期世代の音楽ファンなので、配信の時代になっても宿命的にCDショップに通い続けていたんですが(笑)、さすがに最近はすっかりサブスクで音楽を聴くようになり、CDは長いこと買ってません。
それでも街に出かけたときには今もCDショップを覗いていくんですけど、そのたびに昔とは時代が変わってしまったことをしみじみと実感します。
ちなみに今CDショップに行くと、お客さんはたいてい若い女の子か中年のおじさんのどちらかしかいません。
リサーチをしたわけじゃありませんが、ぼくの見る限り、前者は主にCDを「グッズ」として買い求めに来るアイドルファンの女の子。後者は明らかに以前のぼくと同じくCDへの愛着(もしくは執着)を捨てられないまま年をとってしまった音楽ファンのおじさんたち。彼らのことをぼくは「CDおじさん」と呼んでいます(笑)。
でもこのCDおじさんたちも、今はかなり苦しい状況に追い込まれているはずです。
まず大手のCDショップは、先述のアイドルファンの需要でどうにか持ちこたえてはいるものの、売り場の規模は年々縮小の一途を辿っており、CDおじさんが好むような洋楽のCDなんかは、今やほとんど置いていません。
さらにCDおじさんの「聖地」である中古CDショップも、やはりこの3年間のコロナショックで、かなりの店舗が閉店してしまいました(ぼくがよく通ってた都内の中古CDショップは、ほぼ全滅です)。
だからCDおじさんはもう行くところがないんですよ(笑)。「路頭に迷っている」というのがおそらく現状です。もはや社会問題です。
岸田政権は何らかの救済措置をとるべきじゃないかと(笑)。あるいはNPOの支援団体がそのうち発足するかもしれません。定期的にどこかの公園でマニアックな洋楽のCDを売ったりとかして。炊き出しみたいな感じで(笑)。
それではまた。