2023年10月27日金曜日

憩いまくり。


朝晩、少し肌寒くなってきましたね。でも今年ほどそのことを嬉しく思ったことはないかもしれません。

新川です。どうも。


何しろ今年は夏の暑さがキツかったですから。ついこないだまで残暑引きずってましたもんね。もはや「寒い」と感じることがありがたく思えるっていう。「あ、ちょっと寒い。サイコー」みたいな(笑)。

こないだ、池袋まで買い物に出かけて。新しいジーンズを買ったんですけど、裾を直してもらうのを待つあいだ、心地良い陽気の午後だったので、運動がてら少し街を歩くことにしたんです。ぼくが開発した、池袋から渋谷までを歩き切る「ハードコア散歩ルート」があるんですけど(笑)、久々にそのルートで高田馬場まで歩いてみました(さすがにコンプリートはしなかった)。

まぁ、時間にして40分か50分くらい歩き続けたと思うんですけど、それでも体は涼しいまま。汗ひとつかいていないことに、ちょっと感動すら覚えました(笑)。ほんの数分、外を出歩いただけで汗だくのヘロヘロになってた日々があれだけ長く続きましたからね。普通に外を歩けるって最高だなと。


で、高田馬場の駅前から、さらにもう少し歩いていったとこにある都立戸山公園で、ちょっとブレイク。芝生を囲むベンチのひとつに腰をかけて、イヤホンでバッハの「プレリュード、フーガとアレグロ」(演奏はリュート奏者のエヴァンジェリーナ・マスカルディさん)を聴きました。

目の前には、芝生の上やベンチでそれぞれに憩い(いこい)のひとときを楽しむ人々の姿。頭上では、高い樹々の葉が穏やかな秋の風にそよいでいて・・・もう、なんでしょう、NHK『名曲アルバム』のような(笑)。

そのムードにすっかり持っていかれて、いつしかぼくはウットリと目を閉じていたのでした。もう、最高に憩いました。憩いまくりでした(笑)。


考えてみたらここ数年、やれコロナだの、やれ猛暑だので、ほとんど家にこもりっきりでしたからね。屋外で(マスクを外して)心からリラックスした時間を過ごすなんて久しぶりでしたよ。こういう喜びを忘れてました。

あと、公園でクラシック音楽を聴くの、いいですね。ほんと、『名曲アルバム』そのままの世界に没入できて(笑)。


それではまた。