2023年12月15日金曜日

ウィンナー。


なんか最近ウィンナーばっか食ってます。

新川です。どうも。


この前スーパー行ったら、ウィンナーがお買い得で。「そういえばウィンナーって、かなり長いこと食った記憶がないな」と思って、試しにひと袋買ったんです。シャウエッセン的なやつを。

で、家に帰ってオーブントースターでジュージュー加熱して、例の「パキッ!」っていう威勢のいい音さして食べたら「ヤべぇ!超うめぇ!」(笑)。

やっぱり、久々に味わう食べ物の異常な美味しさって、ありますよね。「こんなウマかったっけ?」みたいな。以来ビールのお供は、もっぱらウィンナーです。


ところで「ウィンナー」と「ソーセージ」の違いって、みなさん知ってます?

恥ずかしながら、ぼくは今に至るまで微妙に知らなくて(笑)。数ある「よく知らないままに放置してきた素朴な疑問」のひとつだったんです。でも、これを機に改めて調べてみました。

で、わかったのは・・・まず、あんまり面白くない答えを先に言うと(笑)、「ウィンナー」というのは、あくまでもソーセージの一種で「ウィンナー・ソーセージ」の略称。とのこと。まぁ、それはなんとなく見当がついてたので、なんの驚きもなかったんですけど、じゃあ「ウィンナー」とはどういう意味かと言ったら、これはオーストリアの首都「ウィーン」を指す言葉だったんですね。英語だと「Vienna」と書きますけど、つまり「ウィーン風ソーセージ」のことだったんです。これは「へえ!」と思いました。

その結果、別の素朴な疑問も自然に解けたんですけど、「ウィンナー・コーヒー」「ウィンナー・ワルツ」の「ウィンナー」も同様に「ウィーン風」「ウィーン・スタイルの」という意味だったんですね。知らなかったなぁ。


ちなみに「ウィンナー・コーヒー」は和製英語で、コーヒーにホイップクリームをのっけたあの飲み物は、本国では「アインシュペナー」と呼ばれているそうです。子どものころ「ウィンナー・コーヒー」という言葉を初めて聞いたときは、多くのひとと同じく、ウィンナーの入ったコーヒーのことかと思いましたけどね(笑)。

そして「ウィンナー・ワルツ」は、ウィンナーのCMでかかってそうな音楽のことだと思ってました(笑)。まぁ、実際ウィンナーのCMによく使われてきたとは思いますけど、ウィンナー・ワルツの定義はもちろんそうではありません。

美しいメロディーがのった、踊れるテンポのワルツのことですよね。「ズン・チャッチャッ、ズン・チャッチャッ」っていうリズムの。おそらく多くのひとが耳にしたことのあるウィンナー・ワルツの名曲といえば、ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」じゃないですかね。『2001年宇宙の旅』(1968)でもおなじみの。


というわけで、今日の話を知ってぼくと同じく「へえ!」と思われた方は、トリビアネタとして年末年始の飲み会にでも使ってください。


それではまた。