2019年12月6日金曜日

大食いチャレンジ。


『スター・ウォーズ』シリーズ最新作にして新三部作の完結編『エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』がいよいよ今月公開!
・・・ですが、全然観る気がしません(笑)。
新川です。どうも。

んー、なんかもう、どうでも良くなっちゃった(笑)。
ずいぶん前から予告編を目にしてましたけど、もはや完全に気持ちが冷めている自分がそこにいて(やっぱり前作『エピソード8/最後のジェダイ』の冷却効果がバツグンだった)。
『エピソード7/フォースの覚醒』を観たときのあの興奮はいったいどこへ行ってしまったのか・・・時間って、残酷ですね。
でも考えてみたら、前の三部作『エピソード1~3』のときもこんな感じだったのを思い出しましたよ。『1』でメチャ盛り上がって、『2』で「うーん」みたいな感じになって、『3』が公開されるころにはすっかりテンション下がって「しかたない、観に行ってやるか」(笑)。で、観に行ったら案の定ヒドくて・・・。
どうやら「三部作」っていうのは鬼門ですね。やっぱり物語への興味を維持するのがむつかしいもの。

ふと思ったんですけど、これってなんだか「大食いチャレンジ」するときの心境に似てる気がします。やったことないけど(笑)。
たとえば、ラーメン三杯一気食いしようとしたら、きっと美味しく食べられるのは最初の一杯だけで、二杯目からはだんだんしんどくなっていきますよね。三杯目を食べ始めるころには「うへー」となってしまう。
そもそも「ラーメン三杯」っていう縛りで、ちょっと胃が収縮しちゃいますよ。コース料理だって最初から全部テーブルに並べられたら「えー、こんなに食べられるかしら?」となるでしょう。
だから『スター・ウォーズ』の新シリーズも、いきなり「三部作」で行こうとしないで、単発で公開して、好評だったらまた次の企画を練るっていう風にしたほうが良かったんじゃないですかねぇ。たぶん、そのほうが作り手にとっても観客にとっても無理がなくて良かったと思うんだけど。おかわりは「もっと食べたい」と思ったときにすればいいのと同じように。

まぁ、それでも最新作は観に行こうと思いますけど(しかたない)、奇跡的に満腹を凌駕するほどの絶品であることを期待します。そういうことだってたまにありますからね。全然お腹空いてなかったのに、あまりの美味しさにスープまで全部飲んじゃった、みたいな。

それではまた。