2021年7月16日金曜日

ラブユー東京。


引き続き新作の構想を練ってます。

新川です。どうも。


今週はね、ちょっと光が見えましたよ。新しいサウンドのアイデアをまた思いつきました。その方向でしばらく歩を進めてみようかと。

ところで、音作りの部分とはまた別に今度のアルバムで試してみたいことがひとつありまして。それは「東京」の歌を書くことなんです。

まぁ、ご当地ソングじゃないですけど、タイトルか歌詞のどこかに「東京」という言葉が出てくる歌を一度書いてみたいなと、以前から思ってたんです。そういう系譜があるでしょう。東京が舞台になっている歌ですよね。東京ソング。

ちなみにぼくの好きな東京ソングは、ザ・ピーナッツの「ウナ・セラ・ディ東京」、細野晴臣さんの「東京ラッシュ」。最近の曲だとD.A.N.の「Pool」かな。「東京の夜はミストサウナ」っていうフレーズが出てくるんだけど、これが好きで。

あ、そういえばサンダーキャットも「Tokyo」って曲をやってましたね。「おれはケンシロウだ」とか「悟空だ」とか言ってるやつ(笑)。サンダーキャットさん、日本のアニメ好きらしいからね。


そういうわけで、このごろはネットで東京ソングを探しては色々聴いてるんですが、そんな中、先日不覚にもグッと来てしまったのが、黒沢明とロス・プリモスの「ラブユー東京」(笑)。

いや、有名な昭和歌謡のクラシックですから昔から知ってはいたんですけど、レコードの音源をちゃんと聴いたことなかったんで、YouTubeに上がってるものを聴いてみたんです。

そしたら意外とアレンジがカッコ良くてですね。ぼくの好きなラテン・フレイバーのムードミュージックで。「あ、こんな素敵なサウンドだったのか」と。

ヴォーカル・森聖二さんの、色っぽいっていうか若干オカマ入ってる歌い方もいいんだよねぇ(笑)。いわゆる「オカマ唱法」ですね(そんな呼び名があるのかどうか知りませんけど)。

それでもう、急にロス・プリモスのほうが気になり出しちゃって(笑)。今、ロス・プリモス・ブーム。どうもぼくは周期的に昭和歌謡にハマる体質みたいですね。

というわけで、お聴きください。酔いしれますよ。


> 黒沢明とロス・プリモス / ‘’ラブユー東京’’ (1966)


それではまた。