こないだね、あれ観ましたよ。『シン・仮面ライダー』。アマゾン・プライムで。
まぁ、なんというか・・・ある意味スゴい映画でしたね(笑)。
新川です。どうも。
ちょっと遅めのお盆休みをとって実家に帰ってたんですけどね。実家のテレビでアマプラが観られるもんですから、「なんか面白い映画ないかなぁ」と思ったら「お、シン・仮面ライダーもう観れんじゃん」ってなって。
で、昼下がりにアイス食べながらのんびり観始めたんですけど、始まって15分くらいで「これはヒドいな」と(笑)。
いや、「ヒドい」っていう一部の評判はなんとなく耳にしてたんですけどね。「たしかに」と思っちゃいました(笑)。なかなかのもんでしたよ、ええ。ちょっとビックリしました。
なんでしょうね。その・・・リアルとフィクショナル、シリアスとコミカルの線引きがとにかく無茶苦茶な映画で(笑)。もちろんそれが監督である庵野秀明さんの持ち味であり魅力だとは思うんですけど、どうも今回はそれが良くない形で発揮されちゃったような感じがしましたねぇ。「独特の違和感」が魅力に昇華されずに、本当に独特の違和感でしかなかったっていうか(笑)。
たとえば主人公とヒロインは、過酷な宿命を生きる、文字通りニコリともしないシリアスなキャラクターなのに、彼らの前に立ちはだかる怪人たちは、なんかフザけたハチャメチャなヤツらばっかりなんですよ。「フザけんじゃねぇ」と(笑)。「真面目にやれ」(笑)。
とりわけ(映画をご覧になった方ならわかると思うんですけど)長澤まさみさん扮する「サソリオーグ」のシーンに関しては、ちょっともう・・・「ちょっともう」でした(笑)。とにかくそういう「どう受け止めればいいんだ、これは」っていう要素満載で、終始困惑しまくりの2時間でした。いやはや。
あ、でも、映画そのものは面白かったですよ。なんか酷評しかしてない感じになっちゃいましたけど(笑)。最後までちゃんと楽しみました。「ヒドい」イコール「つまらない」映画ってわけじゃありませんからね。メインキャストの役者さん、みんな良かったですし。
とくに浜辺美波さん無茶苦茶可愛かった。彼女の魅力なしにこの映画は成立しなかったと言っても過言ではないでしょうね。
それではまた。